第67回 ネズミいろいろ
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最終更新日 2020年1月1日
今年は子年。ネズミというと、どのような姿を思い浮かべますか?
私たちの身近にいるネズミは、大きく「家ネズミ」と「野ネズミ」の2つのグループに分けられます。「家ネズミ」とは、住宅やビルに住みついているネズミで、ドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミの3種がほとんど。どの種類も世界中に分布しています。これに対して「野ネズミ」は森林や草原に生息する野生のネズミを指します。西東京市近辺で見られ
るのは、アカネズミとヒメネズミ。アカネズミは日本固有種で、かつては多摩六都科学館の庭でも見かけることがありました。
高床式倉庫にネズミ返しがあったように、大昔から人間の生活の近くにいたネズミですが、意外とその姿の特徴や生態は知らないものです。干支にちなんで、改めて調べてみるのも面白いかもしれませんよ。
(市報 令和2年1月1日号掲載)
