プラネタリウムで「天（あま）の川（がわ）は何（なに）でできていますか」という問（と）いかけをすることがあります。「星（ほし）！」という回答（かいとう）が多（おお）いのですが、以前（いぜん）「夢（ゆめ）！」という声（こえ）があがったことがありました。予想（よそう）だにしなかった答（こた）えに、会場（かいじょう）の雰囲気（ふんいき）が一気（いっき）にほっこりした感（かん）じになったすてきな思（おも）い出（で）です。
「星（ほし）」が集（あつ）まってできているのが天（あま）の川（がわ）で、それを発見（はっけん）したのがガリレオ・ガリレイです。1610年（ねん）に自作（じさく）した望遠鏡（ぼうえんきょう）を使（つか）って、天（あま）の川（がわ）が星（ほし）の集（あつ）まりであることを発見（はっけん）しました。望遠鏡（ぼうえんきょう）の性能（せいのう）向上（こうじょう）などから天文学（てんもんがく）は日々（ひび）新（あたら）しい発見（はっけん）が続（つづ）いており、謎（なぞ）が謎（なぞ）を呼（よ）んでいる状態（じょうたい）です。宇宙（うちゅう）の謎（なぞ）を解（と）き明（あ）かしたいという人類（じんるい）の「夢（ゆめ）」が無（な）くなることはなさそうです。