本文ここから

第118回 見た目が金槌の頭のような石

ページ番号 415-524-823

最終更新日 2025年5月15日

このはる科学館かがくかんに「玄能石げんのういし」といういし寄贈きぞうされました。玄能げんのうとは金槌かなづち(ハンマー)のことで、金槌かなづちあたまていることから「玄能石げんのういし」とばれるようになりました。ただし、玄能石げんのういしというはこのいし愛称あいしょうのようなもので、正式せいしき鉱物名こうぶつめいではありません。玄能石げんのういし大部分だいぶぶん方解石ほうかいせきという鉱物こうぶつちいさなつぶあつまりです。しかし、もとから方解石ほうかいせきとして結晶けっしょうしたものではなく、イカせき変化へんかしたものだとかんがえられています。イカせきは、比較的ひかくてきつめたいみずなかでカルシウムと炭酸たんさんみず結合けつごうしてできる鉱物こうぶつです。それが地層ちそうなか変質へんしつして玄能石げんのういしになったのです。
寄贈きぞうされた玄能石げんのういしは、東京都とうきょうとあきるつかったもので、何本なんぼんかの玄能石げんのういし交差こうさして星型ほしがたになっているものもあります。

長さ約5センチと約7センチの玄能石

お問い合わせ

このページは、秘書広報課が担当しています。

市役所田無庁舎 〒188-8666 西東京市南町五丁目6番13号

電話:042-460-9804

ファクス:042-460-7511

お問い合わせフォームを利用する

本文ここまで

ロクト・サイエンス・コラム