姉妹都市:福島県南会津郡下郷町
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最終更新日 2024年1月10日
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1 西東京市との交流
下郷町とは、保谷市が昭和55年から姉妹都市として交流を行ってきました。西東京市誕生後も都市間交流を継続し、平成13年10月4日に福島県下郷町と姉妹都市を提携しました。
2 下郷町概要
下郷町は、福島県南会津郡の東の端にあり、町の中央には渓谷美を誇る大川が流れ、南東部は那須山系の山々が連なる自然豊かな町です。
周辺には、国の指定天然記念物「塔のへつり」、江戸時代の宿場の面影を今もそのまま残した「大内宿」などの見所や、こんこんと湯の沸き出す湯野上温泉があります。
3 見所
自然
大川沿いにある国指定天然記念物「塔のへつり」は、川の流れが100万年の時をかけて削り出した巨大な奇岩が並びます。
一帯は樹木に覆われていて、新緑や紅葉の季節には一層美しい景色を見せます。
奇岩の一部は立ち入ることが出来るようになっていて、つり橋を渡って狭い歩道を歩くのはスリル満点です。
塔のへつり
「観音沼」は森林公園の一角に位置し、広大な沼のなかに点々と浮島が浮かんでいます。
公園として周辺には遊歩道が整備されているので、ゆっくりと散策することが出来ます。
沼の静かな水面に、山や木々の色が四季折々に映し出され、大変美しい風景を織り成します。
紅葉の観音沼
歴史
「大内宿」は、江戸時代に参勤交代で江戸に向かう大名行列や、旅人たちの宿場町として賑わいました。
今でもその頃の面影をそのまま残し、30件以上ある茅葺屋根の建物では実際に人々が生活を営んでいます。食事処、お土産屋の他、宿屋もあり、大内宿の中で宿泊することもできます。
夏の「半夏まつり」、冬の「大内宿雪まつり」といった祭やイベントも大内宿で行なわれています。
夏の大内宿
湯野上温泉
深山渓谷の中にこんこんと湯の湧き出す「湯野上温泉」は、効能が高いと評判です。渓谷沿いに温泉宿が点在し、温泉に浸かっていると走る列車の汽笛が聞こえます。
温泉の入口である「湯野上温泉駅」は、全国でも珍しい茅葺屋根の駅舎で、駅舎の中には囲炉裏やお土産屋があり、駅前には足湯を設けるなど、観光客を楽しませる工夫が凝らされています。
湯野上温泉駅を通る「会津鉄道」は、普通の列車のほかに景色を楽しめる「トロッコ列車」や、宴会を楽しめる「お座敷列車」などを走らせています。
湯野上温泉駅
トロッコ列車
4 グルメ・特産品
下郷町では「そば」、「じゅうねん(えごま)」が栽培され、それを使った食品が多く作られています。じゅうねんはたんぱく質、鉄分、ビタミンなど営養価が高く、色々な食品に加工されています。「じゅうねん味噌」や、じゅうねん味噌をもち米に塗って焼いた「しんごろう」、「じゅうねんうどん」があります。そばは、箸の代わりにネギを使って食べる大内宿の「高遠そば」が名物です。
しんごろう
高遠そば
また、会津地方では「会津地鶏」や「会津馬刺し」が有名で、下郷でも味わうことができます。
会津地鶏は広い敷地で育てられ、適度な歯ごたえと良くのった脂の甘みが特徴です。会津馬刺しはさっぱりとした柔らかい赤み肉に、しょうゆに溶いた辛子味噌を付けて食べます。
綺麗な渓流で育った川魚も名物で、下郷に行くと美味しい「鮎の塩焼き」や「岩魚の塩焼き」が食べられます。
会津馬刺し
川魚の塩焼き
5 関連リンク
下郷町のホームページへのリンクです。
