最終更新日 2015年1月15日
市では、「みんなでSTOP迷惑電話!安心生活を手に入れる」プロジェクトとして、平成25年7月〜9月にかけて悪質な勧誘や振り込め詐欺などの迷惑電話を防止する機器のモニターを募集しました。
本事業の開始から半年ほどが経過し、機器の設置により防止した迷惑電話がどの程度あったか等のデータ分析を行うとともに、モニターの皆様に第1回目のアンケートを行いました。
■データサーバの分析について
◇対象期間
平成25年11月〜平成26年2月
◇実施方法
株式会社ウィルコムおよびトビラシステムズ株式会社がデータサーバの状況について分析
◇分析結果
- モニター台数 169台
- 機器による迷惑電話の警告件数は、毎月約600件
- このうち、データサーバにあらかじめ登録されている番号として警告された着信は、60パーセント〜70パーセント。また、番号非通知により警告された着信は、25パーセント〜30パーセント。
- 警視庁から提供を受けた電話番号として警告された着信は、上記期間中、計8件
■アンケートについて
◇実施期間
平成26年1月28日〜2月26日
◇対象者
市民モニター 169人(有効回答数 111件)
◇実施方法
郵送による配布・回収。無記名式。
◇主な質問と結果
「問い」(機器が)赤く光って「迷惑電話の恐れがあります」というアナウンスが流れるのを聞いたことがありますか?
「問い」(機器が)黄色く光ったときは、どのように対応していますか?
「問い」以前に比べて迷惑電話がかかってこなくなったと感じる。
「問い」この機器を使い始めてから、電話に出るときの意識は変わりましたか?(複数回答可)
※複数回答もすべて1回答として単純集計しています。
◇アンケートと集計結果(全文)
※詳細は市ホームページ(パソコン版)をご覧ください。
■今後の予定
市では、モニター期間がすべて終了する平成26年9月末まで、引き続き動向を見守るとともに、株式会社ウィルコム、トビラシステムズ株式会社とともに分析を続けていきます。
モニターの皆様には、引き続きご協力をお願いします。
■「みんなでSTOP迷惑電話!安心生活を手に入れる」プロジェクトとは?
電話による消費者被害と振り込め詐欺の防止、被害の未然防止・拡大防止を図るため、また、機器設置の効果等を測るための実証実験として、モニターの方に電話機附属機器を1年間無償貸与するものです。
本事業は、消費者庁から紹介されたモデル事業を機に、株式会社ウィルコム、トビラシステムズ株式会社と協定を締結し、警視庁および田無警察署の協力のもとに実施しています。
本事業で貸与している機器は、自宅の電話に接続することで、発信者の電話番号により着信時に以下の色で光って警告するものです。
- 赤:データサーバまたは機器本体に「迷惑電話」として登録がある番号および番号非通知(着信音は鳴らない)
- 青:利用者が機器本体に「着信許可」として登録した番号
- 黄:赤・青いずれにも該当しない番号からの着信