最終更新日 2019年3月28日
11月11日(いい日いい日)は、介護について広く啓発を実施するための日として、平成20年に国により「介護の日」と制定されました。西東京市では、毎年この「介護の日」に合わせてトークショーをはじめとするイベントを行っています。今年はテーマを前年に引き続き【2025年までにわたしたちができるコト、わたしたちがするべきコトPart2 見つめよう個の力、輝かせよう地域の力】とし、平成30年11月8日(木曜日)にアスタセンターコート(田無駅北口アスタビル2階)で行いました。
■概要
◇ポリ袋調理・西東京しゃきしゃき体操
一人暮らしや災害時に役立つポリ袋調理のデモンストレーションを実施しました。
その後は、下肢の筋力とバランス能力向上に効果的な市のオリジナル健康体操を、
会場の皆さんと一緒に楽しく行いました。
写真:西東京しゃきしゃき体操の実演
◇体力測定・福祉用具体験
歩行の状態や握力などを測定し、ご自身のお体が年齢別の平均値と比べ、どうかを確認していただきました。また外出の手助けとなる歩行器や杖、手すりなどを紹介しました。
写真:福祉用具体験の様子
◇フレイル予防講座「体操編」
心身の活力が低下した状態がフレイル。フレイルを予防し、健康寿命を伸ばすために必要な3つの要素、「栄養」、「運動」、「社会参加」についてのお話と、筋肉を衰えさせないための家で出来る簡単な体操を柔道整復師会の講師から学びました。
写真:フレイル予防講座「体操編」の様子
◇「サロン活動紹介」
西東京市社会福祉協議会
西東京市地域サポート「りんく」の活動紹介と合わせて、「街中いこいーなサロン」
に登録し、活動をされている「よってらっしゃい(緑町)」「西東京・ワーカーズま
ちの縁側『木・々(もくもく)』(保谷町)」のスタッフのみなさまから、活動内容を紹介していた
だきました。
写真:社会福祉法人連絡会の活動紹介
◇「地域包括支援センターの紹介」
市内8か所の地域包括支援センターについて、日頃の活動や職員のご紹介をしました。
写真:地域包括支援センターの紹介
◇「落語タイム」
落語家の春風亭きいちさんに落語をしていただきました。
写真:「春風亭 きいち」さんによる落語
◇「介護川柳のご紹介」
介護川柳にこめられた想いを伝えたい、そんな想いを込めたかるたを作成者の方とともにご紹介しました。
写真:介護川柳の作成者の方による、かるたについてのご紹介
■主任ケアマネジャーからのメッセージ「役割や出番が人を元気にする」
ケアマネジャー(地域リレーションシップ研究部会)が介護の日のイベントに初登場。
ケアマネジャーの役割についての説明と、武蔵野大学と協働で行った高齢者の聞き取り調査の報告をしました。
地域で活躍する4人の高齢者もゲストで登場。「役割や出番があること」「地域や人とのつながり」が元気に暮らす秘訣であることを再確認しました。
写真:主任ケアマネジャーからのメッセージ
◇オーラルフレイル講座「お口の健康編」
「最後まで自分の口で食べ続けるために」
歯科医師会の歯科医師と歯科衛生士によるお口の健康講座。噛む力、飲み込む力を低下させないためのお口の体操、定期的な歯科検診、歯磨きの大切さについて、参加型のお話で学びました。
写真:オーラルフレイル予防についてのお話
◇フィナーレ「歌声アスタ」
フレイル予防活動(フレイルチェック)を担うフレイルサポーターがこの日限りのスペシャルな合唱団を結成し、お送りした「赤とんぼ」「もみじ」「月の砂漠」「ふるさと」等のなつかしいあの歌、この歌。合唱指導もハーモニカ、二胡、マンドリンの演奏も、もちろん合唱団もフレイルサポーターが担い、会場のみなさまと一緒に歌う楽しさを実感しました。
写真:「フレイルサポーター合唱団」のみなさま
■常設・展示
◇薬剤師会「お薬相談コーナー」
例年以上に人気の「お薬相談コーナー」でした。
薬局ではなかなか相談できなくてという方、買物帰りにちょっと寄ってみたという方、直接お薬のことを聞けて良かったと言っていただきました。
写真:お薬相談の様子
◇介護相談
東京都介護福祉士会の方にご協力いただき、皆さまの日頃の介護でのお悩みなどを、実際に手の湯浴体験をしていただきながらご相談いただきました。
写真:介護相談の様子
◇展示
写真:市報などで募集し、全国からご応募いただいた介護川柳の展示
写真:福祉用具の展示